アートアイランドTOKYO 2020第10回国際現代美術展 開催中

アートアイランドTOKYO 2020第10回国際現代美術展に参加しています。
ウェブ上の開催ですので、ぜひ、ごらんください。
http://www.art-islands-tokyo.com/index.html

ー主催者のコメントー
COVID-19のパンデミックは世界中に広まっています。この状況下で私たちができることを探り未来につなげるために私たちは、アートアイランドTOKYO 2020の開催を決定しました。
今の状況では、海外からのアーティストは日本に行きにくいでしょう。日本国内でも旅行制限が解除されても、島に行って滞在するのはさらに難しいことです。本展の実施につきましては、春から中止も含めて検討しておりました。
しかし現在の環境はどこに住んでも同じ問題に直面しています。そのことは、皆がアートアイランズ TOKYOに参加して、しばらく経つと私たちは共通の空間と時間の中から感じる『アートアイランズ時間』と似ているかもしれません。それならば、今のそれぞれの環境下で、作品を作り続け発表してしても、見えてくる何かがあるのではないかと考え発表の場を設定しようと考えました。
ただし、完成した作品を写真や動画をウェブ上で見ていただくことなら、すでに取り組んでいる方も多いと思いますし、それが直接見ることとの違いは大きいことも承知しています。私たちは、2020年もまた、私たちが今まで行ってきた活動を発展させる試みをしたいと考えています。
「環境」と「今」にこだわった作品が集まることを楽しみにしています。
アートアイランズTOKYO 2019 第9回国際現代美術展、開催します

アートアイランズTOKYO 2019
第9回国際現代美術展
http://www.art-islands-tokyo.com/
2019年8月31日(土)~9月15日(日)
いよいよ今年もまた過酷な展覧会が始まります。
私の展示は椿サミット公園であります。
日帰りツアーは9月1日、この日は私も在島しますので、
皆様ふるってご参加ください。
ツアーの申し込みは下記、東海汽船のサイトでどうぞ。
http://www.tokaikisen.jp/tour/tour_inf.php?page_from=0&tour_code=20190801
藤沢アートフェスティバル開催

今年はゴールデンウィークに開催している藤沢アートフェスティバルです。
会場となるモーガン邸のシンボルツリーともいわれるヒマラヤスギに作品を展示しました。
設置を手伝っていただいた書家の小山田さんと、そして染色家の薄井さんは元ソフトボール部の腕前を存分に発揮していただきました。ほれぼれする投球フォームで設置用の麻ひもの先に丸めた雑巾を付けたものを取り付けたい枝に向かって何度も投げてくれました。
友人の帰天

桜は各地で満開ですね。強い風で散ってしまわないかと、心配ですが。桜の開花は春本番という華やかなイメージと共に、意外と寒い日が続いたりして涼やかな風も感じます。
満開の桜に見送られるように、昨年末から体調を崩していた知人が3月27日に帰天されました。心から信頼できる人で、桜の花の間を渡る蒼い透明な風になってしまったように感じます。booちゃんと3人で飲んだのもだいぶ前になり、ずいぶん会っていないように感じていたのが昨年の夏の酷暑の中で電車の中でばったり会ったのを思い出して、なんだかほっとしました。そのうち3人でゆっくり、と一言交わしただけでしたが、そのうちは早くしないとそのうちなくなってしまいますね。
通夜には人柄を反映してたくさんの方が参列されました。通夜や葬儀で泣くなんて、残された自分に自分で同情している自己憐憫のようで、実父の葬儀でも泣かないのでbooちゃんにも驚かれましたが、最後の献花で遺影を近くで見ると、そのやわらかな笑顔に感情が流されるのを感じました。1度あいさつされただけなのに、奥さまとお嬢さんが私を覚えていていただいたのもうれしいことでした。来年から桜の季節がめぐるたびにあの笑顔を思い出すでしょう。
ねこみちアートフェスに参加します

今年初めて西武新宿線中井駅そばの器スタジオTRYさん主催のねこみちアートフェスに参加します。
昨年末急に誘われたので、取り急ぎオリジナルイラストを刺しゅうしたポーチの写真を送りました。
同じイラストで小さいバック、作品写真を使ったバック、アクセサリーなどを出品予定です。
他にも色々な作家さんが参加されるので、寒い中ですがぜひお越しください。
両日とも、座っております。
ねこみちアートフェス
2019年2月23日(土)~24日(日)
同時開催
染の小道
2019年2月22日(金)~24日(日)
http://www.somenokomichi.com/
西武新宿線、都営地下鉄大江戸線 中井駅周辺
晩秋の銀閣寺

紅葉真っ盛り、晩秋の京都を満喫しています。今日は銀閣寺までやってきました。かなり人は多く、京都駅のバスターミナルはディズニーランド状態。100番のバスで途中の清水寺や祇園あたりでかなり人は降りて銀閣寺辺りは普段よりは多めとはいえ自分のペースで楽しむことはできます。お庭もコンパクトにまとまっていて、じっくり時間をかけたい人には山を登って30分ほどかけて上からの紅葉も楽しめるようです。

今回は80を超えた母が一緒なのでコンパクトに池の周りの建物とお庭を楽しみました。それだけでも紅葉の見事な美しさは十分楽しめます。平面移動なので高齢者にも負担が軽いようです。

始まりました、京都での2回目の展示会です

早速初日に大きいバックが2点、3日目にポーチが1点売れました。ありがとうございます。
今年はゴブラン織りやジャガーどおりのバックと天然石のネックレスに加えて10月に日本橋の三越本店で開催された
ビーズフェスティバルに参加した竹ビーズのロングを使ったアクセサリーにタティングレースのネックレスも展示販売します。
皆様のお越しをお待ちしております。
アーチスト森千香子による
アクセサリーと布製バック
12月1日(土)ー9日(日) 4日、5日、6日休み
作家は12月1日、2日、3日、8日、9日会場にいます
12:00ー17:00(最終日は16:00)
期間中はケーキやドリンクをご用意します。
日替わりランチは前日中に℡ 080-1424-5783
西川にて承ります。
Maggie B.
〒606-8153京都市左京区一乗寺谷田町14-1
今週末より京都での展示会です

12月1日よりからいよいよ京都での展示会が始まるので、この週末はラストスパートです。
青いお花のジャガード織りのバックとキツネ狩りの風景を織り込んだゴブラン織りのバックが出来上がりました。
昨年のお買い上げのバックで、マグネットホックだけでは不用心というリクエストをいただき、
上部がファスナーでしっかりしまる見返し付きのタイプにバージョンアップしました。
クリスマス柄のゴブラン織りのバックも出品します。
大阪でキット販売に参加、日柳先生の個展.キット販売.講習.ゼミが近く開催予定です。

日柳先生のゼミに参加して10月に日本橋三越本店で開催されたビーズフェスティバルに出品したネックレスです。
日柳先生の大阪での個展.キット販売.講習.ゼミが近く開催予定で、写真にある私のビーズネックレスもキット販売で参加します。
関西地方の方はぜひ、お立ち寄りください。
先生の作品のキットを中心に、他の生徒さんの力作のキットも揃っています。
11/22(木)23(金)24(土)
場所→rassomblerラソンブレ
大阪市中央区北久宝寺町4丁目3-12小原5ビル201号室
10時〜17時まで(入場無料)
北鎌倉で柳井嗣雄さんの個展のオープニング

北鎌倉のポラリス ジ・アートステージにて柳井嗣雄さんの個展が始まりました。
突然降りだした土砂降りの雨の中でずぶぬれになってしまい、この足跡は私です。
作品は紙の材料を使ったインスタレーション作品で、森の中に居るような大きな作品です。
オープニングは盛況でしたが、ずぶぬれが冷えてきたのでブーちゃんといっしょに帰りました。
オーナーの十倉さんとブーちゃんが同じ時期に名古屋で仕事をしていたようで、話が盛り上がっていました。
柳井 嗣雄 展
2018.10.20-11.25
ポラリス ジ・アートステージ
〒247-0061 鎌倉市台1752-10
http://www.polaris-art.com/
大島の風に負けた、赤い和紙

これは最初に展示予定だった、様々な場所を飾った赤い手漉き和紙ですが、ご覧のとおり、大島の風でべろんべろんに捲れまくって、ずっと滞在してメンテナンスできないので、一旦展示作業したもののあきらめた作品です。
作品はあまり決め付けずに多めに素材を持っていって正解でした。
アートアイランズTOKYO 2018
http://www.art-islands-tokyo.com/
第8回 国際現代美術展 大島、新島、式根島
9月1日(土)-16日(日)
旧波浮小学校、旧湊屋旅館 他
10:00ー18:00、初日のみ14:00-18:00
入場無料
http://www.art-islands-tokyo.com/images/2018-Flyer-Front.pdf







大島の風

大島の風はさすがに島だけあってなかなか激しいものがあります。
暖簾のように窓辺にたらした写真をプリントした作品はこの様にばたばたして、終いには外に飛び出して今宇野で仕方なく窓を閉めると異様な蒸し暑さ。風にあおられる差品のばたばたした音を我慢するか、風の通らない締め切った蒸し暑さを我慢するか・・・
アートアイランズTOKYO 2018
http://www.art-islands-tokyo.com/
第8回 国際現代美術展 大島、新島、式根島
9月1日(土)-16日(日)
旧波浮小学校、旧湊屋旅館 他
10:00ー18:00、初日のみ14:00-18:00
入場無料
http://www.art-islands-tokyo.com/images/2018-Flyer-Front.pdf







伊豆大島の旧波浮小学校音楽室にて

いよいよ始まったTokyo Ilands 2018 ですが、まずは右の俊ちゃんがお掃除をしてくれています。
2階の音楽室で、入り口から一番奥になります。右はbooちゃんの後姿であります。
ようやく服の形にした赤い子供服は20着前後、袖をつけることはあきらめました。
パフォーマンスに使った衣装はボディーに着せて展示します。
アートアイランズTOKYO 2018
http://www.art-islands-tokyo.com/
第8回 国際現代美術展 大島、新島、式根島
9月1日(土)-16日(日)
旧波浮小学校、旧湊屋旅館 他
10:00ー18:00、初日のみ14:00-18:00
入場無料
http://www.art-islands-tokyo.com/images/2018-Flyer-Front.pdf







プロトタイプ完成

ようやく大島出品のプロトタイプが完成!後はひたすら作業あるのみ!
これから23着作る予定です。裁断、時間のかかる刺繍部分の作業は全て終了、あとはミシンたち、特にロックミシンの機嫌しだいであります。ちょうど100cmくらいのサイズの子供服で、ファスナーもちゃんと付いています。
刺繍の作業をどんどんやっているうちに、見返しに赤い害の色が繰るならと、刺繍の色も黄色や水色などのバリエーションもあります。
このくそ暑い中、日暮里と蒲田と川崎をうろうろして、大体の材料は調達できました。川崎のUNIDYで無かった角材が100円ショップで発見したり、俊ちゃんに間違え電話をしたり、設置用のボディとロールで購入した赤いチュールを大島に向けて発送しました。台風が来るので2,3日早めですが、大丈夫でしょう。
アートアイランズTOKYO 2018
http://www.art-islands-tokyo.com/
第8回 国際現代美術展 大島、新島、式根島
9月1日(土)-16日(日)
旧波浮小学校、旧湊屋旅館 他
10:00ー18:00、初日のみ14:00-18:00
入場無料
http://www.art-islands-tokyo.com/images/2018-Flyer-Front.pdf







地獄の釜もそろそろ開くか、ようやく大島発動

このブログも更新できずに何ヶ月たった後、PCがご臨終となり、別な、なんとWindows2000 搭載のB5ノートブックで書いております。字が小さくて英数字なんか読めない、フォトショップもエレメントしか入っていなくて、久しぶりに使ったのでこの様な小さな写真であります。これは作品用の染色を行っているところであります。
今月末より現地入りして 伊豆大島を中心に開催される アートアイランズTOKYO2018 に参加いたします。
先発隊はすでに設置作業に入っているようであります。私は設置作業時間があまり取れないので、ということは必然的に
事前の作りこみをどれだけ出来るかが作品全体の質に影響します。今頃材料の染色してて間に合うのか、若干不安ですがね
アートアイランズTOKYO 2018
http://www.art-islands-tokyo.com/
第8回 国際現代美術展 大島、新島、式根島
9月1日(土)-16日(日)
旧波浮小学校、旧湊屋旅館 他
10:00ー18:00、初日のみ14:00-18:00
入場無料
http://www.art-islands-tokyo.com/images/2018-Flyer-Front.pdf







手を洗ふⅡ、無事開催を修了いたしました。ありがとうございました

手を洗ふⅡ、展示とパフォーマンスは無事修了いたしました。
まずはなんといっても、クロスオーバーなコラボレーションという、私の酔狂な提案に乗って演じてくださった俳優の河内浩さん、ドラマーの佐々木隆さんの熱演があってこその開催となりましたので、心から感謝しております。
お忙しい中、作品をご高覧頂いた方々、パフォーマンスをご鑑賞頂いた方々、お買い上げ頂いた方々、ドネーション頂いた方々、遠方から暖かいメッセージを頂いた方々、皆様本当にありがとうございました。パフォーマンスはまずは企画段階からの改良点も多々、それも分野の異なる実力派の力を結集して実行できたからこその次への大きな一歩であり、迫力においては発揮できたかと感じています。千切れ舞う赤い和紙が3拍子のドラムのリズムに乗り、桜満開の春の空に向かって龍となって解き放つことが出来たような、肩の荷がようやく下りたような心持で居ます。
パフォーマンスの映像を折角撮影したので、編集の上で近日、上映会と出演者による対談の企画が持ち上がっています。詳細が決まりましたらお知らせしますので、皆様どうぞお越しください。







手を洗ふ2、始まりました
イベントは

手を洗ふ2が神楽坂のえすぱすミラボオで始まりました。
週末土曜日のイベントに向けて俳優の使う小道具など製作中です。
ドラムもからむ斬新で、ややうるさいパフォーマンスですが、皆様ぜひお越しください。
パフォーマンス:3/10(土)開場14:00 開演15:00(30分程度)
展示:3/2(金)3/3(土)、3/5(月)-3/9(金) 11:30-19:00、3/4(日)、3/11(日)11;30-17;00
入場無料
えすぱすミラボオ
〒162-0925 東京都新宿区神楽坂6-36-1 神楽坂ビル2F
℡ 03-6228-1884 http://espace-mirabeau.blogspot.jp/
追記
こんな大事なときに10年以上使っていたメールアドレスが突然使えなくなりました。フリーメールのまま使っていた私がいけないのですが、aolのアドレスにこの1週間以内に送られた方は閲覧できていません。申し訳ありませんが、chikakomaria@gmail.com まで再送をお願いいたします。







シェイクスピアのマクベスとマクベス夫人についてのメモ
住田至朗
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
まず、何故マクベス夫人は執拗に「手を洗う」のか?
マクベス夫人は、罪業のシンボルである幻の血痕を執拗に洗い落とそうとします。これが森千香子の作品テーマである「赤」と通底しています。
日本人は「足を洗う」ことで罪業からの離脱を宣言しますが、「手を洗う」ことにはキリスト教的な背景があります。
エルサレムにのぼったナザレのイエスがユダヤ人ファリサイ派によってローマのユダヤ属州総督であるポンティウス・ピラトゥスに引き渡されます。彼等には、同じユダヤ人でおそらくユダヤ教のラビであったナザレのイエスを裁く権利が無かったのです。
しかし、新約聖書マタイ福音書では
「この者の血には、私は責任がない。お前たちが勝手に始末せよ。」
と言ってポンティウス・ピラトゥスはその手を洗うのです。実はこの「手を洗う」という動作は旧約聖書の申命記や詩篇に「身の潔白を証明する手段」として何度も現れます。
つまりマクベス夫人の手に付いた血痕=罪は、決して洗い落とされることがないのです。
スペインの無敵艦隊を破った処女王エリザベスの治世は黄金時代と言われ、正にシェイクスピアが活躍した時代でした。しかしエリザベス1世が亡くなりチューダー朝は跡絶えます。
そこにスコットランド王のジェームズ6世が新たにイングランド王ジェームズ1世として戴冠します。1603年の事です。
シェイクスピアがこのマクベスを書いたのは1606年頃と言われています。現在の「マクベス」はジェームズ1世の宮廷で演じられた台本が今に伝わっているのではないかと言われているのです。言い換えればシェイクスピアが新王を「ヨイショ」するために書いた芝居かもしれないのです。
マクベスでは魔女たちがとても重要な役を果たしています。実は、ジェームズ1世はスコットランド王時代に魔女を100人以上逮捕し拷問し殺害しています。どうもこの王様は魔女が大嫌いなのです。だからマクベスをそそのかす魔女達が登場するのでしょう。魔女の親分ヘカテーは元はギリシャ神話の女神ですが、中世以降「悪しき女の力」を表すシンボルになってゆきます。ここに夫をそそのかすマクベス夫人との関係が暗示されている様に思われます。
一方、史実では、マクベス自身が新しき王ジェームズ1世にとって仇でした。
つまり、マクベスをどんなに悪し様に描いても、全く問題にならないのです。ジェームズ1世は、マクベスが予言に怯えて殺した同僚のバンクォーの子孫だと言われているのです。
マクベスが魔女達に再び会いに行き予言を訊く場面があります。そこでバンクォーの亡霊には8人の王達が連なっています。その8人目がジェームズ1世だと言われているのです。
さらに、劇中で、マクベスに殺されたダンカン王の長子マルカムが逃れたイングランド宮廷で王の不思議な力、治癒不能の病人に王が触ることで病が癒える「ロイヤル・タッチ」が唐突に登場します。
この「ロイヤル・タッチ」には王の権威と正当性を証しする効用があった様です。もちろん、これは治癒神イエスが福音書で多くの患者達に触れるコトで治した(癒した)という伝説に依拠しています。ジェームズ1世の孫、チャールズ2世は年間4000人の病者に触れたそうです。
さらにこの話にも繋がりますが、ジェームズ1世は王権神授説を自ら論文を書いて主張した王様でした。その文脈で、マクベスは「悪い専制君主のサンプル」として描かれているというのです。
しかし、マクベスは実在したスコットランドの王様です。確かに従兄弟のダンカン王を弑逆して王位を簒奪しています。しかし、統治能力が高く、10世紀末にしては長い17年間の治世を得ています。決して評判の悪い王様ではなかったのです。王妃(マクベス夫人)に唆されるというのは別のエピソードからシェイクスピアが採ってきたものです。
また、エリザベス1世の父親はお后を6人も娶った(その内2人が死刑にしました)ので有名なヘンリー8世です。その長女メアリーはエリザベスの前の女王でしたが、スペイン王の娘が生んでいますから、ガチガチのカトリック信者でした。メアリーはイングランドをカトリック国に復帰させます。
しかしヘンリー8世の作った英国国教会はトップが王様という以外はカトリックにとても近似していますからさしたる問題はなかったのです。むしろドイツ・スイスからフランスを経て伝わったプロテスタントをメアリーは徹底的に弾圧します。彼女が「ブラッディー・メアリー(血まみれのメアリー)」と呼ばれた所以です。トマト・ジュースにウォッカを垂らしたアレですね。
ジェームズ1世の3人の子供(エドワード6世王、メアリー女王、エリザベス女王)は王位を継ぎましたが全員子供を残さなかったのでテューダー朝は断絶します。スコットランドに嫁いでいたヘンリー7世の姉マーガレットのひ孫であるジェームズ6世がジェームズ1世としてイングランド王を継ぎました。スコットランド王と2つの王冠をもっていたのです。その後アン女王の時代にグレートブリテン王国に統合されます。これがジェームズ1世のステュアート朝の始まりで、それを祝福する戯曲をシェイクスピアが書いたと言われているのです。
ジェームズ1世は英国国教会の敬虔な信徒でした。宗教改革の影響もあって、この王様の命令で聖書が英語に訳されます。これが「欽定訳聖書」と呼ばれるものになったのです。
森千香子のプロフィール http://chikakomaria.com
現代美術アーティストとして1990年代より、東京だけでなく横浜、沖縄、軽井沢など日本各地および、ロンドンを初めイギリス国内では北部のカーライルやブラックボーン、ドイツ国内ではケルン、ミュンヘン、ランツフート、チェコのプラハ、オーストリアのウィーン郊外等のヨーロッパ各地で展覧会を開催。また、アメリカ人アーティストとのコラボレーションでアメリカ中南部サンタフェで展示、ドイツ人のパフォーマンス作家ボリス・ニースルニィーとのプロジェクトをカナダのバンクーバーで展示した。
作品は赤を主題として日本画を基礎とし、和紙に顔料絵具での抽象、具象画から手染め、手漉きの和紙や作品写真をプリントした布地等を使った屋内、屋外での大掛かりなインスタレーション作品を制作する。日本画の制作過程で顔料の材料となる天然石に興味を持ち、アクセサリーの制作を始める。
アクセサリー作家としては明田継の名前でロストワックス技法によるオリジナルのシルバーやゴールドのアクセサリーに天然石やチェコガラス、ベネチアンガラス、淡水パール、キュービックジルコニア等を組み合わせたペンダントヘッドやリング、ピアス、ネックレス等を制作。
布バックは現代美術のインスタレーション作品の写真を布にプリントしたり、インスタレーションに使用する手漉き和紙を染める染料を使って麻布や綿布を染めたものに手描きのサインやドローイングを刺繍したものを使って制作。その他、ウィリアムモリスデザインの植物モチーフの布地や輸入のジャガード生地、ゴブラン織り生地等を独自の感覚で組み合わせたバックやポーチなどを制作する。
住田至朗
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まず、何故マクベス夫人は執拗に「手を洗う」のか?
マクベス夫人は、罪業のシンボルである幻の血痕を執拗に洗い落とそうとします。これが森千香子の作品テーマである「赤」と通底しています。
日本人は「足を洗う」ことで罪業からの離脱を宣言しますが、「手を洗う」ことにはキリスト教的な背景があります。
エルサレムにのぼったナザレのイエスがユダヤ人ファリサイ派によってローマのユダヤ属州総督であるポンティウス・ピラトゥスに引き渡されます。彼等には、同じユダヤ人でおそらくユダヤ教のラビであったナザレのイエスを裁く権利が無かったのです。
しかし、新約聖書マタイ福音書では
「この者の血には、私は責任がない。お前たちが勝手に始末せよ。」
と言ってポンティウス・ピラトゥスはその手を洗うのです。実はこの「手を洗う」という動作は旧約聖書の申命記や詩篇に「身の潔白を証明する手段」として何度も現れます。
つまりマクベス夫人の手に付いた血痕=罪は、決して洗い落とされることがないのです。
スペインの無敵艦隊を破った処女王エリザベスの治世は黄金時代と言われ、正にシェイクスピアが活躍した時代でした。しかしエリザベス1世が亡くなりチューダー朝は跡絶えます。
そこにスコットランド王のジェームズ6世が新たにイングランド王ジェームズ1世として戴冠します。1603年の事です。
シェイクスピアがこのマクベスを書いたのは1606年頃と言われています。現在の「マクベス」はジェームズ1世の宮廷で演じられた台本が今に伝わっているのではないかと言われているのです。言い換えればシェイクスピアが新王を「ヨイショ」するために書いた芝居かもしれないのです。
マクベスでは魔女たちがとても重要な役を果たしています。実は、ジェームズ1世はスコットランド王時代に魔女を100人以上逮捕し拷問し殺害しています。どうもこの王様は魔女が大嫌いなのです。だからマクベスをそそのかす魔女達が登場するのでしょう。魔女の親分ヘカテーは元はギリシャ神話の女神ですが、中世以降「悪しき女の力」を表すシンボルになってゆきます。ここに夫をそそのかすマクベス夫人との関係が暗示されている様に思われます。
一方、史実では、マクベス自身が新しき王ジェームズ1世にとって仇でした。
つまり、マクベスをどんなに悪し様に描いても、全く問題にならないのです。ジェームズ1世は、マクベスが予言に怯えて殺した同僚のバンクォーの子孫だと言われているのです。
マクベスが魔女達に再び会いに行き予言を訊く場面があります。そこでバンクォーの亡霊には8人の王達が連なっています。その8人目がジェームズ1世だと言われているのです。
さらに、劇中で、マクベスに殺されたダンカン王の長子マルカムが逃れたイングランド宮廷で王の不思議な力、治癒不能の病人に王が触ることで病が癒える「ロイヤル・タッチ」が唐突に登場します。
この「ロイヤル・タッチ」には王の権威と正当性を証しする効用があった様です。もちろん、これは治癒神イエスが福音書で多くの患者達に触れるコトで治した(癒した)という伝説に依拠しています。ジェームズ1世の孫、チャールズ2世は年間4000人の病者に触れたそうです。
さらにこの話にも繋がりますが、ジェームズ1世は王権神授説を自ら論文を書いて主張した王様でした。その文脈で、マクベスは「悪い専制君主のサンプル」として描かれているというのです。
しかし、マクベスは実在したスコットランドの王様です。確かに従兄弟のダンカン王を弑逆して王位を簒奪しています。しかし、統治能力が高く、10世紀末にしては長い17年間の治世を得ています。決して評判の悪い王様ではなかったのです。王妃(マクベス夫人)に唆されるというのは別のエピソードからシェイクスピアが採ってきたものです。
また、エリザベス1世の父親はお后を6人も娶った(その内2人が死刑にしました)ので有名なヘンリー8世です。その長女メアリーはエリザベスの前の女王でしたが、スペイン王の娘が生んでいますから、ガチガチのカトリック信者でした。メアリーはイングランドをカトリック国に復帰させます。
しかしヘンリー8世の作った英国国教会はトップが王様という以外はカトリックにとても近似していますからさしたる問題はなかったのです。むしろドイツ・スイスからフランスを経て伝わったプロテスタントをメアリーは徹底的に弾圧します。彼女が「ブラッディー・メアリー(血まみれのメアリー)」と呼ばれた所以です。トマト・ジュースにウォッカを垂らしたアレですね。
ジェームズ1世の3人の子供(エドワード6世王、メアリー女王、エリザベス女王)は王位を継ぎましたが全員子供を残さなかったのでテューダー朝は断絶します。スコットランドに嫁いでいたヘンリー7世の姉マーガレットのひ孫であるジェームズ6世がジェームズ1世としてイングランド王を継ぎました。スコットランド王と2つの王冠をもっていたのです。その後アン女王の時代にグレートブリテン王国に統合されます。これがジェームズ1世のステュアート朝の始まりで、それを祝福する戯曲をシェイクスピアが書いたと言われているのです。
ジェームズ1世は英国国教会の敬虔な信徒でした。宗教改革の影響もあって、この王様の命令で聖書が英語に訳されます。これが「欽定訳聖書」と呼ばれるものになったのです。
森千香子のプロフィール http://chikakomaria.com
現代美術アーティストとして1990年代より、東京だけでなく横浜、沖縄、軽井沢など日本各地および、ロンドンを初めイギリス国内では北部のカーライルやブラックボーン、ドイツ国内ではケルン、ミュンヘン、ランツフート、チェコのプラハ、オーストリアのウィーン郊外等のヨーロッパ各地で展覧会を開催。また、アメリカ人アーティストとのコラボレーションでアメリカ中南部サンタフェで展示、ドイツ人のパフォーマンス作家ボリス・ニースルニィーとのプロジェクトをカナダのバンクーバーで展示した。
作品は赤を主題として日本画を基礎とし、和紙に顔料絵具での抽象、具象画から手染め、手漉きの和紙や作品写真をプリントした布地等を使った屋内、屋外での大掛かりなインスタレーション作品を制作する。日本画の制作過程で顔料の材料となる天然石に興味を持ち、アクセサリーの制作を始める。
アクセサリー作家としては明田継の名前でロストワックス技法によるオリジナルのシルバーやゴールドのアクセサリーに天然石やチェコガラス、ベネチアンガラス、淡水パール、キュービックジルコニア等を組み合わせたペンダントヘッドやリング、ピアス、ネックレス等を制作。
布バックは現代美術のインスタレーション作品の写真を布にプリントしたり、インスタレーションに使用する手漉き和紙を染める染料を使って麻布や綿布を染めたものに手描きのサインやドローイングを刺繍したものを使って制作。その他、ウィリアムモリスデザインの植物モチーフの布地や輸入のジャガード生地、ゴブラン織り生地等を独自の感覚で組み合わせたバックやポーチなどを制作する。
手を洗ふ2、練習2回目、衣装合わせ

24日土曜日、先日お知らせした個展「手を洗ふⅡ」の中で行うコラボレーションイベントの練習の2回目を行いました。
俳優の浩さんは、ほぼ出来上がった衣装を着け、メイクまでして本番さながらの迫力です。
衣装は前日まで根詰めてでようやく出来上がり、すそが長い上にドレスのつもりなのでスカートの布の分量をたっぷり取っているので縫製はなかなか苦労します。でも、衣装も作品の一部であり、それを着て動く、というのが今回の重要なテーマなので、事前に練習で着て演技をしてもらってよかったようです。大きな動きの時に、うっかりすると裾を踏んでバランスを崩したりするかもしれない、そうです。
隆さんは変わらず変拍子!でも、きっと本番は何倍も複雑勝つ高速で叩くのでありましょう。2人の掛け合いの練習や、進行に伴って新たに作る必要な小道具なども出てきたので、とても有意義な練習でした。







ミラボオでの3回目の個展と、演劇、リズムとのコラボレーションを行います。

いよいよ来月に迫ってきました、ミラボオでの3回目の個展です。
印刷物では毎日11時から19時までと間違えてしまいました。
11時30分から19時開場で4日と最終日11日の日曜日は17時までです。
申し訳ないので、差異の大きい4日の日曜日は印刷物にある19時までギャラリーそばで待機する予定です。、
作品はご覧いただけないのですが、お会いすることは出来ますのでお電話にてご連絡ください。
現代美術と パフォーマンスのコラボレーション ・ ・
森 千香子 現代美術 ・ 河内 浩 演劇 ・ 佐々木 隆 リズム
手を洗ふⅡ
パフォーマンス:3/10(土)開場14:00 開演15:00(30分程度)
展示:3/2(金)3/3(土)、3/5(月)-3/9(金) 11:30-19:00、3/4(日)、3/11(日)11;30-17;00
入場無料
えすぱすミラボオ
〒162-0925 東京都新宿区神楽坂6-36-1 神楽坂ビル2F
℡ 03-6228-1884 http://espace-mirabeau.blogspot.jp/







2018年、あけましておめでとうございます

2018年、新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
年が明けて、まずは1月9日から神楽坂のえすぱすミラボオでアヴァンギャウドクロッキー展に参加します。
クロッキーの新しい試みの展覧会と言う趣旨なので、クロッキー&刺繍に挑戦しようかと考えていますが、
刺繍PRO10のソフトの調子がいまいちでこれから作業です。先日も年賀状の宛名欄を印刷しようとしたら、1枚ずつ、あるいは
何度も再起動をかけて困っていましたが、刺繍PROをはずしたら突然、通常に戻って助かったというハプニングがありました。
3月2日から11日まで同じくえすぱすミラボオにて個展の予定です。既に秋ごろから下打ち合わせを重ねてきましたが、今回は俳優座の実力派、河内浩さんと伝説のドラマー、佐々木隆さんの協力を得て、3月10日に展示されているインスタレーションの中で演劇とリズムとのコラボレーションイベントを行います。河内さんの衣装も作品の一部として私が作成します。ぜひご高覧ください。







神戸のケーニッヒスクローネ本店にて

京都での展示会のついでに、神戸に寄りました。以前、従姉妹に案内されてなかなか面白かったのでチェブも一緒に散歩です。港の近くは昔の港湾関係会社の入っていたビルなど年代風の素朴な建物に地元の洋服やさんやアクセサリーやさん、カフェなどが並んでいます。三ノ宮駅近くにはケーニヒスクローネの本店兼ホテルがあり、1階のカフェでケーキセットを頼むとご覧のようにケーキ以外にデザートが2つもついてきます。この日は抹茶とバニラのソフトクリームとマンゴープリンがおまけだったのですが、チェブの熱い視線で左側のソフトクリームは溶けてしまいました。

カフェは全体にゆったりとしたつくりで中庭や2階もあります。この日は窓側のソファーに座れたので、ケーニヒスクローネのキャラクターのくまちゃんのクッションと記念撮影。

今回の宿泊は1泊目は会場のMaggie B.さんに泊まり、その後は得意の西成です。通天閣もクリスマスバージョンか?







京都の北、鞍馬山

京都での展示会が始まり、開場前の時間を利用して鞍馬山に行ってきました。
ケーブルカーからの眺めは急斜面ですが、この絶景のあと、1分ほどで到着。ぐるっと回り道をして本堂前の階段を駆け上がると、冬場のダウンジャケットでは汗だくです。朝から結構な人手でした。

この本堂前の石に組み込まれたポイントに立って、皆さんおまいりしていました。
この地点が強力なボルテックスで大地のエネルギーが湧き出していると、ウェブ上で話題になっていますが、時間に終われてあわててお参りしてこの写真を撮るのが精一杯だったので、はっきりとは感じれませんでした。チェブは何か感じたのかしら。

戻ったら、会場での今日のお昼は程よい薄味の洋風ランチです。肉まきもお肉の味が味わえるようにソースは控えめ、ご飯にはレンコンが混ざってホクホクな食感と野菜の美味しさが味わえるヘルシーなお美味しさです。オクラの付け合せに、自家製ドレッシングも美味しい野菜サラダがついています。洋食もこんなにヘルシーなら太らないかなー?







いよいよ始まりました、京都でのバックとアクセサリーの展示販売階です

今回はお世話になっているご夫妻が京都で経営されているB&Bと予約制のレストランを会場にして、バックとアクセサリーの展示会です。商品の点数が多いため、出品リストの整理で精一杯で値札をつけるのが間に合わずに会場でごそごそやっていたら、初日は時間より少し前からお客様があって大慌てでしたが、初日から順調なスタートで大き目のバックが売れて、その後、ご近所の方や、大阪からご夫妻で駆けつけてくださった方も小ぶりの商品から「作家物」として高めの値段設定のバックまで幅広くご購入いただきました。
隠れ家的なお店ですが、ゆっくりとお客様との会話が楽しめて充実した展示会となっています。

お店は普段は予約制ですが、会期中は日替わりのランチセットやケーキセットが予約なしで召し上がれます。
ランチは和洋、様々でこちらは初日の京都風のちらし寿司にきぬかつぎに自家製のゆず味噌と揚げと野菜の胡麻和えで、とーっても美味しい!チラシ寿司は自家製の錦糸卵たっぷり、熱々なのにあっという間に頂きました。

夜行バスで朝早く京都に着いたので、ギャラリーが開くまでの時間は下賀茂神社を訪ねました。
もう紅葉も終わりですが、それでもいろは紅葉の繊細な色彩が織り成す美しさを、早朝のさわやかな空気の中で十分に楽しめました。下賀茂神社は世界遺産に登録されたので、日中は大変な混雑だそうなので、早朝がお勧めです。







京都でアクセサリーとバックの展示販売します

京都の北の下賀茂神社そばでB&Bと予約制のレストランを経営している友人のお店でアクセサリーと布製のバックの展示販売を行います。アクセサリーは1点物でシルバーのオリジナル金具に天然石を留めたジュエリークラスのものから、天然石の他に直輸入の珍しいチェコビーズやスワロフスキークリスタルガラス、淡水パールを使ったピアスやネックレスは今年流行の大振りで個性的なものからシンプルな普段使いのものまでバラエティに富んでいます。
バックはゴブラン織りやジャガード織りの輸入生地を使ったものを中心に、一部、現代美術のインスタレーションの写真をプリントした布地に刺繍でサインをあしらった作家物のバックも販売します。
現在、制作は佳境に入り、部屋中布とアクセサリーの金具やビーズ、天然石が入り混じって大変なことになっています。
通常の営業はB&Bもレストランも予約のみですが、展覧会期間中は予約なしでも日替わりランチやケーキセットをご用意します。
開催方面にお住まいの方、京都にお出かけの方は晩秋の京都散策のおついでに、暖かい珈琲はいかがでしょうか。
12月8日(金)、9日(土)、10日(日)、19日(火)は在廊します。
アーチスト森千香子による
シルバーアクセサリーと布製バック
12月8日(金)-19日(火) 11日、12日休み
12:00-16:00
〒606-8153
京都市左京区一乗寺谷田町14-1
Maggie B.







えすぱすミラボオで柳井嗣雄さんの個展

えすぱすミラボオで開催中の柳井嗣雄さんの個展に行ってきました。
長く銅版画制作の経験をお持ちなのが作品にも影響しているかも、とはご本人の説明ですが、技法はともかくシンプルな中にも豊かさを感じる作品でした。私が一番気に入ったのはこの杉の紀ノ川の繊維がもにょもにょ出てくるような、バックにわずかが調子がかっているのが写真だとわかりづらいのが残念です。

ミラボオで待ち合わせした牧子さんとその後、神楽坂ランチしました。
ウェブで探していった店で、神楽坂沿いの判りやすい位置にあり、何度も前を行き来していたと思いますが、頼んでびっくり。コスパももちろんですが、本格的な板前さんの作る丁寧なお料理は抜群で、さすが神楽坂と大満足です。
お店はうを匠 せん 神楽坂店。夜は高そうだけど、お昼はとてもお勧めです。ランチは3時までで、遅めの時間に行きましたがまだお客さんも多いので、ちょうど昼時は混みそうな気配です。お店の人の対応も感じが良かった、お勧めです。







2017の夏、のはずが信濃追分は秋の気配

8月のお盆時期、信濃追分の油やは秋の気配がしてきました。滞在3日の間にわずかながら紅葉の木々の葉の一部が赤くなってきています。油やでは昨年、作品を展示した中庭のテラスが拡張され、屋根と階段状のベンチまで出来ています。
シルバージュエリーに石留めするワークショップは厳しい結果に終わり、ワークショップの組み立てから改善点多々あり、猛省であります。高めの料金のワークショップは飛び入りはなかなか難しく、事前に十分な宣伝と、内容的にもシンプルにわかりやすくすることの必要性を痛感しました。時期も、繁忙期はグループでの来訪が多くなるため、意外とワークショップには不向きかも、という女将さんの指摘は非常に的を得ていると感じます。
紙漉き団扇のワークショップは予約、飛び入り共にあり、価格設定と夏場に団扇と言うわかりやすさが良かったかと思いますが、次回は少し工夫が必要だと感じました。和紙の材料の楮の木は桑の木は近いので、油や敷地内に自生している桑の木を漉き込めないかと考えています。許可を得て枝を数本持ち帰りました。
帰りのバスは2時間半の渋滞!お盆時期画から当たり前ですが、この点からも来年以降はワークショップはこの時期のは避けようと思いました。






